2014年2月 杜の都信用金庫 県民ロビーコンサート
平日の日中にもかかわらず客席は満員で、立ち見の方もいらっしゃるほどでした。
【曲目】
小倉尚継 混声合唱による『津軽づくし』
・三味線師匠のひとりごと
・輝け、津軽じょんがら節
・津軽うばすて抄
・あいや節幻想曲
昨年の第47回定期演奏会でも歌わせて頂きました。
当時とはまた違った感情で、表現力により一層重きを置いて練習を重ねてきました。
その成果を十分発揮できたと思います。
3曲目の『津軽うばすて抄』は、食糧難の時代に、掟に背いて年老いた親を家に連れ帰る若者が歌われています。
親子の愛は、昔も今も変わらないはずなのですが、新聞やテレビをご覧ください。愛が薄まっていはしないでしょうか。
古きを知って新しきを知るいい材料かもしれません。
曲紹介の時点で、お客様と団員の何名かは、泣いていました。
お客様は終始静かに聴き入ってくださっていました。
私たちの思いが伝わったのであれば、これほど嬉しいことはありません。
アンコールの『ふるさと』は、お客様も一緒に歌ってくださり、とても嬉しかったです。
格調高くも、お客様との距離が近く、とても素晴らしいコンサートだと感じました。
そんな素敵な舞台で歌わせて頂けて、とても幸せでした。
雪道の中お越し頂いた皆様、宮城県庁の職員の皆様、杜の都信用金庫の皆様、誠にありがとうございました。