混声合唱団クール・リュミエール

宮城県仙台市で活動する混声合唱団、クールリュミエールのホームページです。団員募集しています。お気軽に練習見学にお越しください。

2017/10/27の練習

今回は「風に寄せて」でした。11月25日の定期演奏会まで、ひと月を切りました。戸田先生との練習もいよいよ「仕上げ」に入ってきました。気合を入れてがんばっていきましょう!

「その1」では、イントロに続く「そうして~」以下が、力が入って重たいと注意がありました。37小節目の「そよぎばかり」まで、「明るく、力を抜いて、軽やかに」を貫きます。

 53小節目以下、全パートが歌う「あれは」は、「新たな気持ちで、はっきりと入る」。
 続く61小節の男声パートの「とまらない」は、「1音ずつ区切って荒っぽくなることなく、一つの流れとして歌い、盛り上げていく」。

 終盤の107小節「かぜはみずと」以下は「歯切れよく」、とりわけ「か」「み」「つ」「ま」「さ」など、言葉の最初の音をはっきりと出す。
 119小節「あれはもう」は、「きつくならず、柔らかいフォルテで」という注意がありました。

 「その2」では、イントロなしで始まる男声の冒頭のハミングを、「その1」のエンディングの音から続けて、繰り返し練習しました。
 続く「かぜはどこにいる」~「すじひいた」まで、詩人の語りのように「言葉のイントネーションを大事に、しゃべるように」。
 109小節以下の全パートが追いかける「もう もう」は、「たたみかける」ように歌い、クレッシェンドしていく。

 「その5」では、戸田先生から特に詩について、詩人立原道造が間近な死を予感しながら、「詩を乗りこえて、新しい世界に生を、愛をよみがえらせる」というイメージが語られました。ぜひ、共有しましょう。

 18小節目の「だれがかえりを」は、「重い『だ』をフォルテで、ぐいと押す」ように歌いだす。
 繰り返し練習したのは、49小節以下「アー」のハミング、55小節以下の「かぜよ」を全パートでたたみかけるように追いかける部分、84小節「うたうような」以下、エンディングまでのハミング。

 最後のハミングでは、特に男声でまだ音を正確に取り切れない部分があり、自己練習もして次回に成果を出しましょう。

【次回の練習】
日時:11月1日(水)18:30~20:30
場所:仙台ハリストス正教会
曲 :グノーのミサ曲