混声合唱団クール・リュミエール

宮城県仙台市で活動する混声合唱団、クールリュミエールのホームページです。団員募集しています。お気軽に練習見学にお越しください。

2017/9/27の練習

本日の練習は「風に寄せて」です。
24日の日曜練習に引き続きの練習となります。
ピアノは真理さんに入っていただきました(今シーズン2度目)。

「その1」「その2」「その5」の順番での練習です。

「その1」は爽やかな風をイメージに軽やかに歌いましょう。
 86小節の「くりかえし」の「く」、107小節の「「かぜはみずと」の「か」は
 しっかり声を出しましょう。
 37小節の「そよぎばかり」はやさしく歌います。

「その2」は出だしのテナーの音が重要です。
 ピアノ演奏がないところで、テナーのハミングから始まるので、音の間違いは許されません。
 「その1」の最後の音から変化に注意が必要です。

「その5」
 11小節の「ゆうぐれの」の「れ」柔らかく歌いましょう(特にテナー)。
 18小節の「だれが」の「だ」はしっかり声を出しましょう。
 28小節「かえりゆけ」は力強くはっきり歌いましょう。
 29小節の「かぜよ」の出だしは先生の指揮を見て、しっかり声を出しましょう。

各曲とも先生から数多くの指導があります。
練習の場でしっかり先生の指導を聞き、反復して覚えて行くことが重要です。
定期演奏会まで2か月を切りました。
来月には恒例の合宿もあります。
出来るだけ練習に参加し、自信を持って演奏会に臨めるよう頑張って行きましょう!

【次回の練習】
日時:10月4日(水)18時30分~
場所:ハリストス正教会
練習曲:「風に寄せて」
※委員会あります。


2017/9/24の練習

本日は日曜練習です。
場所は「太白区文化センター展示ホール」です。

本日の練習は当初予定の「Lagu Lagu Indonesia」に加えて「風に寄せて」も練習します。

「風に寄せて」から練習スタートです。
「その5」から始まりました。
いつものように先生から細かい指導がありました。
ワンポイントでは、83小節の「molto」は「いっぱい・沢山」の意味なのでクレッシェンドを
充分効かしましょう。

続いて「その2」
自分を客観的に見てる詩です。18小節からは語り掛けるように歌いましょう。
そうすることにより、曲に動きが出てきます。

続いて「その1」
テナーの80小節「うえにかぜ」の「か」はmfなのでしっかり声を出しましょう。

「Lagu Lagu Indonesia」はアンコールから練習が始まりました。
歌詞の言葉運びが難解な「RASA SAYANG SAYANGE」の女性パート42小節からと
男性パートの59小節からの練習をした後、「AYO MAMA」「RASA SAYANG SAYANGE」
を2曲続けて練習しました。
その後「アンボンの船」です。
ここでひとつ訂正があります。38Pの最後の段の「アンボンよりメナド」の「ド」は
八分音符ではなく、四分音符に訂正です。
同38Pの2段目の「メナド」の「ド」と同じ長さになります。
転調後も「メナド」の「ド」は四分音符になっていますので、「ド」は四分音符で統一です。

その後、3の「BENGAWAN SOLO」を除き、1の「RAYUAN PULAU KELAPA」から
6の「NYIUR HIJAU」まで練習しました。

1「RAYUAN PULAU KELAPA」はムード溢れる曲です。
 落ち着いた歌い方が求められます。単純な曲ですが、歌い方を間違えると粗が目立ちますので
 充分注意して歌いましょう。
2「SEBELUM KAU PERGI」
 出だしはやさしく入りましょう。
 後から追いかける「sa-yang」は「sa」をはっきり歌いましょう。
 10Pの真ん中の段「2カッコ」のフェルマータを忘れないようにしましょう。
4「LISOI」の曲中「LISOI」を音符を付けて歌ってしまっています。
  音符は必要ないのでここは叫びましょう。
5「BUKIT BERBUNGA」は20・33小説は4拍ですが短くなっています。
 しっかり4拍伸ばしましょう。
6「NYIUR HIJAU」の20・28・54・62小節はクレッシェンドを効かします。

 各曲とも先生からいくつもの指導がありました。

定期演奏会まで約2か月となりました。
先生からの指導を自宅練習で反復し、本番に向かって頑張って行きましょう。

【次回の練習】
日時:9月27日(水)18時30分~
場所:ハリストス正教会
練習曲:「風に寄せて」
※ピアノは真理さんです。




2017/9/20の練習

今回の練習は、信時潔作曲、清水重道作詞の「沙羅」でした。
 昭和11年の作品。幽玄な響きの美しさ、奥深い情念や余韻、謡曲や狂言に通じる言葉や節回し、「冬の旅」のような寂しさ、侘しさなど、昨今の合唱曲で耳にしない独特の世界です。歌うごとに魅力に気づく一方、難しさも増してゆく、という不思議な、やりがいのある曲に思えます。戸田先生は、どれもが個性的な8曲をきめ細かく指導しています。

 「丹澤」では、「おねたかく」の歌いだしが「おーねえ」(お姉さん)のように聞こえており、山の「尾根」となるよう、前回に続いて注意がありました。その一節に続く「ひびく・さわおと」の部分も、前後でメゾフォルテからメゾピアノに変わり、遠くの沢音のように強弱をよく出す。

 「北秋の」では、歌が短くとぎれとぎれになりがちで、「余韻をもたせて」たっぷりと歌う。また最後の2小節、「きたあきのはな」の最後の音がアルトで上がりきらず、テナーでは「の」のGシャープが、Aに上がっている声が聞こえる。

 「沙羅」では、最も印象的なピアニッシモの「さらのはなちる」が、ユニゾンに近い動きにポルタメントの上りが加わる女声、男声が「同じ声になるように」と注意がありました。
 最後の「さらのはな ほのきいろなる」では、「な・ほ」の切れ目をはっきりと、「ほ」の歌いだしを落ち着いて歌う。続く「きいろ」は、ひとまとまりの言葉に聞こえるように丁寧に。

 「行々子(よしきり)」では、終盤の「よりきりはなく」をたっぷりと長く、「なく」も「ん・なく」余韻を入れて歌う。
 マルカートが1音1音に付いた「みみいたく」も、たっぷりと、はっきりと歌う。

 「占うと」では、前半を「決して急がず、落ち着いて歌う。やるせなさもこめて」。
 「すきぐしを くしげにすてて」の部分は、いらいらした心境を表すようにアッチェランドを効かせて「すこし語気荒く、言葉をはっきりと」歌い、続く「わけものう ためいきすれば」を抑える。
 続く「ああまこと」は、「ああ」のため息と「まこと」を分け、「わがこいの」以下のフォレテシモの「叫び」をたたみかける。しかし、決して急がず、最後の「にーて」は重く、ゆっくりと。
 終結部の「こころわびしも」の「わび」は、余韻を含む「wabi(ウ・ワ・ビ)」と歌う。
 
 終曲の「ゆめ」は、なにもない孤独感、諦めの境地。「さめはてぬ」のメゾフォルテと「かなしさや」のピアニッシモの対比、「ひとおらぬ」のメゾフォルテと「しずけさや」のピアノの対比を鮮やかに出す。

【次回の練習】
日時:9/24(日) 13:00~17:00
場所:太白区文化センター展示ホール
曲目:インドネシア・風に寄せて