混声合唱団クール・リュミエール

宮城県仙台市で活動する混声合唱団、クールリュミエールのホームページです。団員募集しています。お気軽に練習見学にお越しください。

2017/6/17~18の練習

今回は6月恒例の合宿で、秋保温泉「華乃湯」一泊二日で行われました。

17日は「沙羅」「風に寄せて」、18日は「Lagu Lagu Indonesia」を練習しました。

「沙羅」
 2曲目の「あづまやの」
 浄瑠璃風に歌うように先生から指示がありました。
 随所に音を下から上にずりあげるように歌います。 
 普通の歌い方はOUTです。
 5曲目の「鴉」
 「あづまやの」と同様に歌います。
 歌詞「ka-ra-su」は鴉をあざけるように歌います。
 全体を通しては日本語の発音をしっかりするように先生からお話がありました。
 7曲目の「占うと」は暗めに歌います。
 「あづまやの」と「鴉」については、編曲を手掛けた「木下 保さん」の解説をCDで聴きました。
 
「風に寄せて」
 「その1」は、取り残されないように必死になってしまう曲で、歌いまくりたくなる曲ですが、
 明快にクリアに歌うよう先生からお話しがありました。
 Crescendoの使い方・効果について 先生から指導がありました。
 激情(passion)型Crescendoという表現が先生からありました。
 「その2」と「その5」は曲をしっかり覚えるための練習。
 「その5」については61小節以降を特に繰り返し練習しました。

その夜の懇親会は、「大カラオケ大会」(あれだけ歌った後また歌うんかーい)となり、団の結束を深めるものとなりました。楽しかったですね!

「Lagu Lagu Indonesia」
 CDで現地の曲を聴きながらの練習となりました。
 合唱曲ではなく、歌詞も違うところがありましたが、この一連の曲の最大の難関である「音に歌 詞を乗せる」イメージを掴めることが出来て、大変参考になりました。

今回は通常より若干少なめの25名の参加でした。
特にベースは2名のみの参加でしたが、他のパートに負けないボリュームがありました。
感謝申し上げます。

参加された皆様お疲れさまでした。
今回参加出来なかった皆様も次回の水曜日から頑張りましょう。

【次回の練習】
日時:6月21日(水)18時30分~
場所:ハリスト正教会
練習曲:沙羅




  
 
 


2017/6/14の練習

Category:日々の練習
Date:2017年06月14日

 第50回記念の定期演奏会が昨年11月に大成功で終わった後、次なる年の演奏会に向けた新曲として戸田先生が選び、最初に音取りを始めた曲が、シャルル・グノーのミサ曲「Mass in C」です。
 グノーは19世紀のフランスに生まれた作曲家で、オペラ「ファウスト」、バッハのクラヴィーア曲を下敷きにした美しい歌曲「アヴェ・マリア」が有名です。

 ハ長調のミサ曲だけに明るく優しく伸びやかで、朗々と歌えそうな曲調です(歌詞はラテン語)。
 全体を通して十数分くらいと規模は小さいのですが、「キリエ」「グロリア」「クレド」「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」「アニュスデイ」と6曲あり、それぞれに宝石のような美しさがあります。

  久々の練習で、思い出しながら一本調子になりがちな合唱団に、戸田先生のこの夜の指導は「めりはり」でした。歌い出しの力強いフォルテから、最後のピアノは静かに収める。音程の幅が広いメロディーを正しく出しながら、縦の声部を明確にそろえる。重厚なハーモニーの中で一つのパートが動いて、微妙で美しい響きをつくる部分もあります。それらがこれからの目標になりそうです。

 歌詞では、”Domine deus, agnus dei, filius patris””Quoniam tu solus sanctus, Tu solus dominus”などのように、”s”で終わる言葉の語尾を一つ一つ、丁寧に発音するように、と戸田先生から課題が出されました。

 今週末の17、18日は、秋保温泉のホテル華之湯で恒例の夏合宿。午後1時半に集合です。それを経て、11月25日の演奏会(@青年文化センター)に向けた練習は後半に入っていきます。予定する4曲の音取りを一巡し、歌い込みはこれからが本番。「参加してみたい」と今思っている方もまだまだ追いつけますよ。

 

【次回の練習】
日時:6月21日(水)18時30分~
場所:ハリストス正教会 
練習曲:沙羅

2017/6/7の練習

今回は「Lagu Lagu Indonesia」を最初の「LAYUAN PULAU KELAPA」から最後の
アンコールの「アンボンの船」までの全曲を一通り練習しました。
各曲とも一曲あたりの時間は少ないですが、言葉を明確に発音する部分・言葉を続けて
発音する部分・言葉をはっきり切る部分・発音そのものを気をつける部分等、
細やかな指示が先生からありました。
テンポの速い曲では言葉を音符に合わせることが難解ですが、遅いテンポから徐々に早い
テンポに変えて練習したことで、全体にまとまりが感じられるようになってきてます。

本日、定期演奏会に向けた「練習計画表」が手渡されました。
来週14日(水)は「グノー」の練習となります。
来週は「グノー」の楽譜を忘れずにご持参ください。
17日(土)~18日(日)は合宿です。
参加される方は14日に参加費をお持ちいただくようお願いいたします。


【次回の練習】
日時:6月14日(水)18時30分~
場所:ハリストス正教会 
練習曲:グノー

2017/5/31の練習

今週も、「Lagu Lagu Indonesia」の練習でした。前回の日曜練習でアンコールの3曲の音取りもしましたが、曲集にある6曲と併せ、歌い込みを重ねていくことになります。

 練習はアンコール曲の「RASA SAYANG SAYANGE」から始まりました。
 この曲、どこかで聴いたことがあると思いましたら、1962年、NHK「みんなの歌」で「川で歌おう(ラサ・サヤン)」として日本語詞で歌われていた名曲です。一度聴くと覚えてしまうような、明るく心弾むメロディーです。
 やはり愛らしい「AYO MAMA(ママ、叱らないで)」、快活な「アンボンの船」のアンコールの3曲は、いずれも繰り返しの部分のメロディーが親しみやすく、初めて歌う方も楽しんで覚えられると思います。

 戸田先生の練習の中心は、曲集の5番にある「BUKIT BERBUNGA(花咲く丘)」でした。
 「花咲く美しい丘に いつも貴方が誘う」「いつも二人 花咲く丘に」(栗又功雄訳)という美しい情景が哀愁のあるメロディーで描かれる歌です。
 曲集の中でもテンポは速く4連符が頻出し、さらに3連符でたたみかけるように歌う部分が加わります。その速さに、特徴あるインドネシア語を載せていくところに曲の難しさもあります。
 戸田先生は言葉と発音をとても大切にし、丹念に繰り返し繰り返し練習しています。早く曲を理解しメロディーを覚えて頭に入れ、そこに言葉を正確に歌っていくことが、これからの目標になります。

 次回は6月。毎週の練習とともに、夏の合宿があります。6月17、18日(土・日)、秋保温泉ホテル華乃湯です。クールリュミエールに関心ある方、合唱に興味ある方、また歌ってみたい気持ちを温めている方は大歓迎です。団のアットホームな雰囲気になじみ、練習にも追いつけます。お問い合わせ欄からのメールを心よりお待ちしております。

【次回の練習】
日時:6月7日(水)18時30分~
場所:仙台ハリストス正教会
曲:Lagu Lagu Indonesia

2017/5/28の練習

本日は「Lagu Lagu Indonesia」で、今まで練習をしていない曲の練習です。

最初に「5 BUTIK BERBUNGA 花咲く丘」という恋人たちの歌です。
アルトの楽譜で一部訂正です。10小節の2分音符の手前のアルトの音符がありません。
23小節目と同じになりますので、ご確認ください。

次にアンコールのひとつである「RASA SAYANG SAYANGE」です。
106小節目のベースの音の訂正があります。
楽譜ではファ・ファ・ミ・ミとなっていますが、ファ・ファ・ファ・ファとファが4つとなります。
この曲はメロディーは覚えやすいのですが、テンポが速いため、音符に言葉を正しく乗せることが難しく、言葉を気にしていると音符に目が届かなくなるため、かなりの練習が必要と思われます。

続けて唯一の日本語の曲「アンボンの船」を練習しました。
この曲で、一通り「Lagu Lagu Indonesia」を練習をしたことになります。
この2曲に続き、アンコールの最初の曲「AYO MAMA」を練習しました。

先生のお話によると、アンコールはすべて暗譜がふさわしいとのことなので、今後の練習次第では
暗譜となる可能性がありますので、心積もりをお願いいたします。

この3曲の練習後「Lagu Lagu Indonesia」を6→5(本日最初に練習しましたが)→4→3→2→1と練習しました。

この一連の曲では「SAYANG」という言葉が多く出てきますが、その意味は「好き」「いとしい」と言う意味で、曲全般に愛が溢れている楽曲かと思います。

「風に寄せて」も本日は「その1」「その2」「その5」の順で全曲練習しました。

【次回の練習】
日時:5月31日(水)18時30分~
場所:仙台ハリストス正教会
曲:「Lagu Lagu Indonesia」