11/21の練習
*シューベルト
「キリエ」ではまず、繰り返される「kyrie」の頭を明快に入る。 そして、「e」を十分伸ばしつつ、「kyrie/eleison」と間を切りましょう。
テノールの90小節「kyrie」は、レガートで滑らかに、きれいに。
「グロリア」では、「Gloria」の出だしを、そのたび堂々と、頭をどんと入る。64小節の「Quonian」も同じに。
41小節からのアルト、テナーの「Miserere nobis」以下は、ソプラノのソロの出入りと呼吸を合わせて「入り、引く」。
79小節の「(Domi)nus」は各パートとも、息を持たせて伸ばし、次の「Cum」の出だしをしっかりそろえる。
最後の「Aーmen」は堂々と。
「クレド」では、まず「グロリア」が終わった後の、出だしの音を確認しましょう。
以後、先生が降る2拍子のリズムを終始忘れずに刻んでいく。
冒頭の「Credo」をかなり抑えて入り、以後も、ふつうより小さめの声で、歯切れよくリズムに乗って。
難所の48小節「Qui pro-pter nos」以降も、アクセントを後ろにつなぐよう、言葉をリズムに乗せる。
キリストの十字架の場面の73小節以降は、太い声で重々しく。 復活の場面の97小節以降は一転して、明るく力強く、後ろにかかるアクセントに乗って運ぶ。
138小節からの「Credo」の再開の音も、下がらないように、抑えて入る。
157小節からの「per Pro-phe-tas.Con」以降も、先生の振る2拍子に言葉を乗せていく。
*「抒情歌」
「待ちぼうけ」の8小節「あるひ せっせと のらかせぎ」以降、アクセントを前に置いて言葉を語っていく。
「野の羊」では、「のっぱら」「おや」「ひつじ」などの入りを強く歌うことを忘れずに。
「早春賦」では、頭の「はる」、「たに」の音を軽く、しかし、しっかり取り、言葉もはっきりと歌う。
最後の「や」は、ささやくように。
【次回の練習】
日時:11/23(金)18:30〜20:30
場所:太白区文化センター展示ホール
曲目:クリスマス、明日へ続く道